内部統制の評価範囲はどう決める?業務記述書・フローチャート・RCM(3点セット)の整備

J-SOX対応では、業務記述書・フローチャート・リスクコントロールマトリクス(RCM)のいわゆる「3点セット」を通じて、業務プロセスに潜むリスクと統制活動を明確にする必要があります。しかし、作成した当初のまま更新されず、実態と乖離してしまっているケースも少なくありません。

3点セットが形骸化した状態と機能している状態の比較
3点セット:形骸化と機能している状態の違い

3点セットが形骸化すると起こる問題

  • 実際の業務フローと書面の内容がずれ、評価の信頼性が低下する
  • 業務プロセスの変更が反映されず、新たなリスクが見落とされる
  • リスクと統制の対応関係が不明確で、評価作業そのものに時間がかかる

3点セットを機能させるための実務ポイント

  • 業務プロセスに変更があった際は、都度3点セットを更新する
  • フローチャートは実際の業務の流れに沿って、分かりやすく可視化する
  • RCM上でリスクと統制活動の対応関係を明確にし、評価のポイントを絞り込む
  • 現場の業務担当者を巻き込み、実態に即した内容に保つ

まとめ

3点セットは作成して終わりではなく、業務の変化に合わせて継続的に更新していく資料です。実態に即した3点セットを維持することが、内部統制評価の信頼性と効率性を高めます。

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